【フランス/ガラスビーズ】フランスに焦がれて・・・/フレンチブルーの耳飾り

綺麗な鮮やかフレンチブルーがパッと目を惹く
シンプルながら存在感ある耳飾り

今では希少なフランスビーズ
オートクチュールの国ならではの繊細な色合い・デザインが魅力のフランスビーズを使っています


存在感ある大きさですがとても軽く
フランスビーズならではの高級感で
ポップな色合いも上品で大人、シックな印象になります

ピアス：サージカルステンレスフック
イヤリング：ねじばね式、樹脂ノンホール
からお選びください



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以下、ビーズマニアのわたしから
フランスビーズ愛について少し・・・




フランスビーズの歴史とその魅力

●フランスビーズの歴史とアクセサリーの魅力：エスプリが薫る、繊細な輝き

フランスビーズは、その奥深い色合いと繊細なデザインで、多くの人々を魅了し続けています。特にヴィンテージやアンティークのものは、現代のビーズにはない独特の存在感を放ちます。


・ フランスビーズの歴史

フランスのビーズ製造の歴史は、17世紀頃にまで遡ります。
当時ガラス工芸の中心地であったイタリアのヴェネチアから技術を取り入れ、フランスでもガラスビーズの生産が始まりました。特に、ヌヴェール（Nevers）という町では、ランプワークという技法で作られるガラス細工が有名で、そこで作られたビーズは教会の装飾やロザリオとして使われました。
今ではランプワークビーズと言えばチェコが有名となりましたが、フランスでも盛んに作られていたのですね。

フランスビーズがその名を世界に轟かせたのは、19世紀から20世紀半ばにかけて。
この時代、フランスはオートクチュール（高級注文服）の中心地であり、きらびやかなドレスを彩るための最高品質のビーズが求められました。これに応える形で、非常に繊細で美しいガラスビーズや、革新的な素材のビーズが次々と生み出されたようです。

・主な生産地:主にフランス東部、ドイツとの国境に近いロレーヌ地方などで生産が行われていました。

・素材の多様性:ガラスだけでなく、「セルロイド」などの初期のプラスチックや、ゼラチンに魚の鱗から採れる光沢成分を混ぜた「パールエッセンス」を塗布した人造パールなど、新しい素材を積極的に取り入れたのもフランスビーズの特徴です。私が購入したものには、セラミック製のものもあったりします。
素材が違えば質感も変わり、それぞれの魅力があります。


残念ながら、二度の世界大戦や安価な大量生産品の台頭により、フランスの多くのビーズ工場は閉鎖に追い込まれました。そのため、現在では「フランス製ヴィンテージビーズ」として、希少価値の高いコレクターズアイテムとなっています。




・フランスビーズのアクセサリーとしての魅力

フランスビーズのアクセサリーは、他のビーズアクセサリーにはない特別な魅力があります。

1. ニュアンスのある、奥深い色合い
フランスビーズの最大の魅力は、その独特の色彩にあります。単純な原色ではなく、複数の色を混ぜ合わせたような、深みとニュアンスのあるカラーが特徴です。特に、乳白色がかった淡い色合いや、スモーキーなトーンは、肌なじみが良く、上品で洗練された印象を与えます。

2. 繊細で芸術的なデザイン
オートクチュールの刺繍（リュネビル刺繍など）に使われていただけあり、一つ一つのビーズが非常に繊細に作られています。極小のシードビーズや、花や葉をかたどった愛らしいデザインのビーズは、アクセサリーに仕立てることで、その精巧さが一層際立ち、まるで小さな芸術品を身につけているかのような高揚感をもたらします。

3. ヴィンテージならではの、唯一無二の存在感
現行品では見られないユニークな形や、経年変化によって生まれた温かみのある風合いは、ヴィンテージビーズならではの魅力です。一つ一つ表情が異なるため、それを使って作られたアクセサリーは自然と「一点もの」の特別な存在になります。他の人とは違う、自分だけの個性を表現したい方にぴったりです。

4. 上品でシックな輝き
チェコビーズの華やかな輝きや、日本のビーズの均一な美しさとは異なり、フランスビーズは内側からほのかに光を放つような、シックで落ち着いた輝きを持ちます。この控えめな輝きが、日常のファッションにも自然に溶け込み、さりげなく装いをクラスアップさせてくれます。



フランスビーズのアクセサリーは、フランスの豊かな服飾文化とエスプリが凝縮された、まさに「大人のためのアクセサリー」。その歴史に思いを馳せながら、繊細な輝きを身にまとうことで、日常が少しだけ特別なものになるはずです。






【素材の旅2025】