【チェコ・フランス/ガラスビーズ】チェコに焦がれて/チェコビーズの魅力に浸る大人の差し色ピアス・イヤリング/赤

チェコのガラスビーズ、通称チェコビーズとフランスビーズを使ったピアス・イヤリング
【チェコに焦がれて/チェコビーズの魅力に浸る大人の差し色ピアス・イヤリング/赤】


わたしはビーズマニアです
ビーズが好きで、いつも眺めていたかったのでアクセサリー作りを始めました

ビーズの歴史はとても長く、古代文明の遺跡からも数多くのビーズが発見されており、古代からビーズは装飾品として使われていたほどで
ビーズを眺めるたびにわたしは人類の歴史とロマンを感じるのです

中でも世界的に高い評価を得て、人気なのがチェコビーズ
私はチェコビーズを眺めるのが大好きです
絶妙な色合いや凝ったデザイン、芸術としか言いようがない小さな一粒一粒が
美しくてたまらないのです

そんなチェコビーズを
大人の差し色として使えるよう
さりげなく組み合わせたのがこちらのピアス・イヤリングです

写真を拡大してみていただきたいのですが
上にあしらった平たく四角いコーヒー豆のようなブラウンのビーズ
（フランス製）

一色のブラウンだけではなく、薄めの茶色と暗めの茶色がミックスされ、まるで天然石のような深みと魅力を醸し出しています
芸術的です
ヨーロッパの素敵な街並みが目に浮かぶようです

下にあしらわれたダガーという剣を模した形のビーズ
（チェコ製）
すっとしたフォルムと透き通ったきれいな赤が目を惹きます
嫌味の無い、上品で高貴な赤
わたしにはそう感じます

この二つの大人の気品漂うブラウンとレッドのビーズ
赤×茶は王道の色合わせですが
チェコビーズで組み合わせるとこんなにも品が出て深みがあり
素敵な雰囲気を醸し出すのだなとチェコのビーズ職人さんたちに尊敬の意を表します

今まで赤いアクセサリーを敬遠しがちだった大人の女性に
初めての赤いアクセサリーとして心からお勧めいたします


小さなサイズでとても軽く
だけれど
ガラスの上品な透明感と輝き
色の美しさとビーズの凝った作りが醸し出す深みにより生まれる高級感
是非、楽しんでください


ピアス：サージカルステンレスフック
イヤリング：ねじばね式イヤリング、樹脂ノンホール
からお選びください


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以下、ビーズ好きのビーズトークです


世界では現在、主にビーズの生産がおこなわれているのは
・日本（MIYUMI・TOHO・MATSUNO）
・インド
・オーストリア（クリスタル）
・中国

そして
・チェコ

過去にはアメリカ・フランスでもビーズが盛んに作られていたこともあり
２国のビンテージビーズは私の大好きなビーズの一つでもあります


チェコビーズの歴史：ボヘミアのガラス工芸の結晶

チェコビーズの歴史は、16世紀のボヘミア地方（現在のチェコ共和国西部）に端を発します。当時、ガラス工芸で世界を席巻していたヴェネチアからガラス職人が移り住んだことで、この地にガラス製造の技術が伝わりました。

ボヘミア地方は、ガラスの原料となる珪砂や森林資源、そして水が豊富であったことから、ガラス製造、ひいてはビーズ製造に最適な土地でした。当初はヴェネチアングラスの模倣から始まりましたが、次第に独自の技術を発展させていきます。特に、キリスト教の布教に伴い、ロザリオの需要が高まったことが、ビーズ製造の大きな原動力となりました。

18世紀には、ガラスを押し型で成形する「プレス成形技術」が開発され、多種多様な形のビーズを安価で大量に生産することが可能になりました。これにより、チェコビーズは世界中に輸出されるようになり、ファッションの世界でも欠かせない素材となっていきます。

チェコビーズの生産の中心地は、首都プラハの北に位置するヤブロネッツ・ナド・ニソウ市周辺です。この地域には、今もなお多くのビーズ工場や工房が集まり、伝統的な製法を守りながら、新しいデザインのビーズを生み出し続けています。



チェコビーズの最大の魅力は、その圧倒的な種類の豊富さと、美しい発色。代表的なものには、以下のような種類があります。

●ファイアポリッシュビーズ:ファセットカット（多面カット）されたビーズを、高温でわずかに溶かすことで、独特の輝きと滑らかな手触りを生み出したビーズ。
●シードビーズ:小さな粒状のビーズで、刺繍や織物など、繊細な表現に用いられます。
●プレスビーズ: 動物や花、葉など、様々な形に成形されたビーズ。そのデザインの豊富さは他に類を見ません。

何世紀にもわたり、職人たちの手によって受け継がれてきた伝統技術と、豊かな自然の恵み、そして新しいものを取り入れる柔軟性が融合し、チェコビーズは世界中の人々を魅了する独自の地位を築き上げています。


素材の旅2025